近年、常日頃からお店やインターネットで蟹を買う事が普通になりました。
時間や場所に限定されずに蟹を買う事ができるようになってから、蟹も国産と外国産の物が売られるようになりました。
国産の物と外国産の物の違いとは
蟹の種類により、国産と外国産の違いがあるようです。
例えば、タラバガニでしたら、国産も外国産もさほどの違いはないようです。
タラバガニの場合でしたら、ロシアで獲れても日本国内で水揚げ(船の荷物を陸にあげることや漁業の漁獲量、もしくは、漁獲することを指します)をしているため、国産と表記されていることもあるみたいです。
しかし、この表記自体には違法性はないのです。
ところが、ズワイガニはタラバガニとは事情が少々違います。
ズワイガニの近縁種は、多少味が落ちるともいわれていますが、人それぞれの好みにもよるでしょう。
ズワイガニは日本海、オホーツク海、ベーリング海などの深海に生息していますが、産地によって、名前が変わることをご存知でしょうか?
松葉ガニや越前ガニと言う名前は、当たり前ですが聞いた事があると思います。
※松葉ガニはオスのズワイガニのみを指すこともあり、メスのズワイガニは親ガニ、もしくは、子持ちガニと呼ぶそうです。
※越前ガニは資源保護のため、毎年、11月6日が解禁日となっていて、それまでは獲ることができません。
これは産地の名前が付けられているだけであって、元々はズワイガニといわれているんですね。
このように、産地の名前が付けられているズワイガニはブランド化されている為、国産の物と外国産の物では違いが出て来ます。
ブランド化されているだけあり、国産外国産の違いで、値段も断然、国産の物の方が高くなっているのです。
当然、値段が高いだけあって、味の方も圧倒的に国産の蟹の方が美味しいのです。
外国産のズワイガニは、主に冷凍されて流通していたり、中国で加工されて出荷されています。
このように述べていきましたが、安い価格であるからといっても全部が外国産というわけではありません。
確かに安い蟹は輸入されている物が多いのですが、中には国産で足が折れてしまっているからというような訳ありで安かったりもするため、その辺りはご自身で見極めて購入してみてください。
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